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定期借家契約だった青汁ヒルズ、家賃1700万円

青汁王子こと三崎優太さんが青汁ヒルズを退去した動画がアップされていました。

家賃1700万円の青汁ヒルズから、家賃としたら9万円の物件を月々6万円の住宅ローンで購入したとのこと。

www.youtube.com

 

場所によっては家賃9万円なら結構広い部屋に住めそう。

ですが都心にそれなりに近い場所となると高いらしくて1DK。

動画で見ている感じだと本当に狭い。

隣の部屋との壁も薄く、YouTubeの撮影中に隣から壁を叩く音が聞こえてきたりしていました。

 

 

もしも家賃100万円のマンションに住んでいたら

青汁ヒルズの家賃は1700万円で、そこに2年間住んでいたということは総額4億800万円かかったということになります。

これがもし家賃100万円のマンションだったら、1年で1200万円。

30年は余裕で暮らせましたね。

家賃100万円なんて普通では考えられないくらいの豪華な家ですが、そういうところに30年暮らせるだけの資産があったわけです。

うーん、ほんとにもったいない。

そしてバイク事業にお金をつぎ込んだり、変な場所に土地を買って損したりと、お金を使うばかりでお金を安定して生んでくれる資産を買っていませんでした。

株式投資の勉強はまったくしていなかったようです。

家賃に1700万円かけるなんていう浪費をせずに、しっかりと分散させた高配当株投資をしていたら・・・

もともとの資産が大きいだけにお金がお金を生むサイクルができて、信用取引なんかせずとも資金に困ることはなかったでしょう。

 

 

定期借家契約なのにカスタマイズの無謀

賃貸には普通借家契約と定期借家契約があります。

普通借家契約の場合は一度借りれば最初の家賃のままずっと住み続ける権利があります。

一方で定期借家契約の場合は更新のたびに新しい契約を結ぶ必要があり、新しい家賃を決める権利が大家にあります。

青汁ヒルズは2年の定期借家契約だったそうで、家賃の大幅な値上げを迫られてもともと出ていくことになっていたらしいですね。

何億もかけて内装をリフォームしていたため、家賃をふっかけられてしまったとか。

出ていくにあたっては内装を元に戻すためにまた数千万円かかったそうです。

 

もしも8月5日の大暴落がなかったら、またとんでもない家賃の家に引っ越してた可能性もありました。

にしても家賃1700万円から家賃9万円の差はあまりにも大きすぎてドラマのようです。

転落、そしてそこからの復活のサクセスストーリーを見ることができるのか、それともこのまま消えていくのか。

先が気になる、という意味ではいままでの青汁王子のYouTubeの内容よりずっと興味深いです。

 

 

住宅ローンを使ってまで購入する必要があったか

実際には賃貸だと9万円の物件を、35年のローンを組んで買ったとのこと。

毎月の返済額は6万円。

ここでまた、「あれ?」と思いませんか。

「復活したらまた都心のいい場所のマンションに住むんだ」と言っているのに家を買ってしまったの・・・?

しかもローンで・・・?

返済額のほうが家賃より安いとはいえ、借金が増えてますよね。

しかも引っ越すとなったらその家は売らなければなりません。

ファミリータイプのマンションならともかく、狭い1DKのマンションが値上がりするとは思えない。

また一つ負の資産を増やしてしまったのではないか、という疑念がわきます。

 

「もう出て行けと言われるのがいやだからマイホームを買った」と言っていましたが、普通借家契約の賃貸であれば追い出されることはありません。

そういう基本的な知識を教えてくれる人が周りに誰もいないんでしょうか。

無知なままの金持ちはかっこうのカモ。

でもお金を守るための知識は身を守るために絶対必要なのに、なかなかちゃんと教えてもらえる機会がないのって大問題ですよね。

今の青汁王子には信頼できるブレーンの存在が必要なんじゃないかと思いました。